FXのシステムトレードで使われる自動売買プログラム(EA)について徹底解説!

EAの絵

FXでのトレードの方法として自分の判断で行う裁量トレード、あらかじめ決めておいたルール通りに継続的、機械的にトレードするシステムトレードがあります。

今回はFXのシステムトレードで用いられる自動売買プログラム(EA)とは何か、メリット、デメリットについて解説します。

裁量トレード、システムトレードとは?

FXでのトレードの手法として裁量トレードとシステムトレードがあります。

裁量トレード

裁量トレードとは、テクニカル分析やファンダメンタルズ分析をもとに売買するかどうかを自分自身で判断する手法で、FX投資で一般的に行われている取引方法ですが、トレードの成績を良くするには経験が必要であり、中級者、上級者の方には向いていますが、初心者の方には慣れるまで時間がかかります。

システムトレード

システムトレードとは、トレードの際に裁量での判断を無くして、あらかじめ決めておいた売買のルールに従って機械的、継続的に取引を行う手法です。初心者の方にも比較的とり組みやすくオススメのトレード手法です。

売買のルールはトレーダーが自分で選択しますが、売買は自動的にシステム的に行い、売買のたびに人が判断することはしません。売買のルールは1分足や5分足を用いた短時間で取引を行うスキャルピングから、デイトレード、比較的長期でポジションを保有するスイングトレードなどさまざまです。

FXの自動売買プログラム(EA)とは?

EAとは、Expert Advisor(エキスパート・アドバイザー)の略で、自動で売買してくれるツールであり,厳密に言うと特にMT4(メタトレーダー4)というチャートソフト専用のプログラムを指します。

自動でFXのトレードしてくれる便利なシステムで、どのようなルールでトレードするのかあらかじめ設定をしておけば、エントリーから決済まで自動で行えるツールです。

ただし自動売買を利用できない証券会社もあるので、自動売買の導入を検討される際には利用できる証券会社を選ぶ必要があります。

FXの自動売買プログラム(EA)にはどんな種類があるの?

完全自動の自動売買プログラム(EA)

完全自動のEAでは、エントリーから決済までのトレードすべてをプログラムに任せて行います。

EAを起動させたら、基本的にはプログラムどおりにシステムがトレードを継続するので、夜間や仕事中でも勝手にルールに従ってトレードしてくれます。

半自動の自動売買プログラム(EA)

半自動型のEAでは、エントリーは自己の判断を加味して行い、決済だけを自動化したものです。

決済だけ自動化とは言っても、ほとんどの場合、エントリーするべきタイミングではサインを表示してくれるので、エントリーするかどうかをトレーダーが取捨選択してトレードを行うことができます。

利益を狙えなさそうな相場であれば、エントリーサインが出てもエントリーしないという判断してトレードを見送るすることができます。

FXの自動売買プログラム(EA)のメリットとデメリット

EAではメリットが多いようにも感じますが、デメリットも存在します。EAのメリット、デメリットについて解説します。

自動売買プログラム(EA)のメリット

  • FX初心者の方でも利益が狙いやすい。
  • 感情に左右されず安定したトレードができる。
  • 忙しい方でも自動でトレードされるので、ストレス少なくFXができる。

FX初心者の方でも利益が狙いやすい

初心者のうちは、勝てるエントリーポイントを探すことが難しく、利益をなかなかだせないことが多いです。

有利なポイントでのエントリーが自動でできるEAであれば、FXの知識やスキルのない初心者の方でも利益を狙うことが可能です。

感情に左右されず安定したトレードができる

買いでエントリーして、相場が上昇してどのタイミングで利益確定しようかと悩んでいるうちに相場が下落して利益が縮小してしまったり、エントリーしたはいいものの相場が下がってしまい、もうそろそろ上がるだろうと甘い期待で損失が膨らんでしまった経験がある方も多いのではないでしょうか。

トレードする時には感情が影響して悪い結果を招いてしまうことが多くあります。

EAにトレードを任せてしまえば設定されたルール通りに確実に利益の確定、損切りも自動で実行してくれるため、人間がトレードをするより利益を安定させることができます。

忙しい方でも自動でトレードされるので、ストレス少なく取引ができる

裁量トレードで取引をしていると、チャートを見続けていないと、良いポイントでのエントリーができません。また、エントリーしてると、常に利益が変動するため、感情に左右された取引になってしまいがちでもあり、必要以上にチャートを見てしまう環境をストレスに感じてしまう方も多いです。

トレードでポジションを保有していると、仕事中にもチャートが気になってしまい、仕事がおろそかになってしまうこともあります。

トレードを続けていくには、精神的な安定も必要です。自動売買の場合には、プログラムが24時間チャンスを逃すことなく取引をしてくれるため、仕事中や寝ている間にも利益を積み上げてくれるのでストレスが少なくトレードができます。

自動売買プログラム(EA)のデメリット

  • 選択したルールが苦手とする相場では勝てず、相場の環境に合うEAを選択する必要がある。
  • 経済指標の発表などで相場が混乱すると機能しない。

相場の環境に合うEAを選択する必要がある

選択したプログラムが、トレンド相場が得意なものであるのか、レンジ相場が得意なものであるのかにより相場環境に合ったプログラム出ないと利益を出すことができません。

相場の状況を判断して、相場にあったプログラムを選ぶ必要があります。

経済指標の発表などで相場が混乱すると機能しない

重要な経済指標の発表などの混乱した相場ではプログラムが機能しないため、経済発表の予定を確認し事前にプログラムを停止するなど対策する必要があります。

FXの自動売買プログラム(EA)を選ぶポイント

プロフィットファクター

プロフィットファクターとは総利益と総損失の比であり、『プロフィットファクター=総利益÷総損失』で計算されます。プロフィットファクターが1以上であれば、総利益が総損失より多いことになります。

EAの性能をみるのにはプロフィットファクターの数値を見ておくと良いです。理想的な数値は2程度だと言われています。

フォワードの結果

EAを選ぶ際には、過去のデータで有益性を確認して選択する必要があります。データを見る際には以下のことを注意するとよいです。

  • 十分なトレード回数が検証されているかどうか
  • 勝率はどれくらいか、
  • 勝率が高くても一回の損失が大きい利小損大な取引ではないかどうか
  • 最大ドローダウン(資産に対する損失の割合)がどれくらいか

データが出されている場合にはしっかり確認しましょう。

どういうロジックであるのか

全てが明らかにされることは無いと思われますが、どういう根拠でのエントリーであるのか、その根拠に納得してEAを活用することは重要であると考えます。

サポート体制はどうか

相場は常に変化していくものであり、以前には利益が出せるEAであっても。現在の相場に合わないシステムであればそのEAは使えなくなってしまいます。

そのため、相場に合わせてEAをアップデートしてくれたり、使いこなせるように教えてもらえたりなどのサポート体制が重要です。どのようなサポート体制があるのかを確認することが大切です。

まとめ

FXのシステムトレードで用いられる自動売買プログラム(EA)について、メリットやデメリットについてまとめました。どのようなEAを選択するか判断する必要はありますが、初心者の方でも利益を狙いやすく、ストレス少なくトレードができるEAを活用してみてください。

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